アンチエイジングという言葉は年齢を重ねていくことに対しそれを避けるような動きを言います。「Anti(対抗の意)」相反する方向へ向かう努力をするわけですね。
最近は、ある講演者の方から
●Active aging(活動的に年齢と重ねる意味)
であったり、
●Productive aging(生産的な年齢を重ねる意味)
という言葉が出てきたりしています。
両者の裏側には、日本の「少子高齢化」対策があります。
「非生産者」と呼ばれる「自己収入を得ずに暮らす人」を減らしてはどうか、という考えです。私は賛成派です。今、身体的な年齢も「Anti-Aging」が進んだからか、同じ年齢でも80年前の時とは身体機能は明らかに今のほうが「元気な60歳代、70歳代」が沢山おられます。
こうした方たちが、次の仕事を求めたり、社会へ出ていこうとする姿を数々見ていますし、十分現役で働ける方がいる。
もう一つ。病であったり、身体的な機能が落ちてきても、役に立ちたいという気持ちは十分にあるのです。
企業では労働生産性を上げる必要性を今本気で考えています。1人あたりの生産性を上げて疲弊させるくらいなら、総生産人口を拡大させて、生産性あるAgingを行うことという発想は十分にあると感じています。
自分自身もAgingに「Anti」ではなく「Active」に「Productive」に積極的であり続けるには、という主体性を持ち続けます。
それを受け入れてくれる社会を作り出すことも何か行いたいですね。
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